
5月17日、ベガルタ仙台はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦。スコアレスドローに終わったが、その試合で真瀬拓海がさらなる進化を見据えた。
リバウンドメンタリティが求められる試合で、森山ベガルタが堂々たる試合を見せた。失点したことで一気に崩れて完敗した大宮戦からわずか1週間で強気の姿勢を取り戻し、試合開始直後から終了時まで気持ちの入ったサッカーを披露したのだ。
「(大宮との)上位対決でああいう不甲斐ない試合をしてしまった後なので、僕たちはもうやるしかないというか、もうあれ以下はない。その中で今日は、入りから気持ちを強く持ってできた。でも、毎試合それを出せるようなチームになっていかないと、J1昇格にふさわしいチームじゃないと思うので、これからそこが大事」と振り返るのは真瀬。
千葉戦を「お互いに攻撃での良さがあって、ジェフの時間もありましたし、僕たちの時間もあった中で、お互いにチャンスを決めきれずに0-0になった」と見る中で、「自分たちは相手のストロングのサイドのところで自由にやらせなかったですし、それでも攻撃のところでもうちょい怖さを出せた」と手応えと課題の両方を口にする。