
モロッコ最大の都市カサブラカに本拠地を置くウィダード・カサブランカのサポーターが作り出した日本の大人気アニメを題材にした圧巻演出の壮大なコレオが話題となっている。
アフリカ大陸北西部に位置するモロッコ。代表チームは前回2022年のカタールワールドカップで初のベスト4入りを果たし、現在のFIFA世界ランキングでも日本(15位)よりも上の12位となっている。国内のサッカー熱も非常に高く、特に名門ウィダード・カサブランカの熱狂的なサポーターたちが作り出す巨大コレオグラフィーは有名。過去には『ドラゴンボール』の孫悟空コレオが日本でも大きな話題となった。
そのウィダードサポーターの最新作が、同じく日本の大人気アニメ『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)に登場する人気キャラクターのクラピカの“緋の眼”コレオだった。
作中でクルタ族の生き残りとして描かれているクラピカは、感情が昂ると瞳が緋色に変わって戦闘力が大幅に上昇する「緋の眼」を持っている。その「緋の眼」発動状態のクラピカを、ゴール裏のスタンド席全体を使って演出。「RED EYES RETURN」の英文字に続いて、クラピカの顔アップの姿を浮かび上がらせ、両目に発煙筒を焚いて「緋の眼」を表現している。