
5月12日にヨドコウ桜スタジアムで行われたJ1リーグ第16節、セレッソ大阪対横浜F・マリノスの一戦の選手入場シーンが話題となり、“写真1枚”だけでも大きな笑いを誘っている。
この日、笑いの本場、大阪の地にゲストで招待されたのは、吉本興業所属の人気お笑いコンビ・ジェラードンだった。コンビ名が元サッカーイングランド代表のレジェンドMFスティーヴン・ジェラードに由来するという2人は、試合前にスタジアム前のWAKUWAKUステージに出演してファンを盛り上げると、選手上入場時にはレフェリーエスコート役として先頭に立ってピッチに姿を現した。
その際に披露されたのが、ジェラードンの人気のネタ「顔抜け」だった。角刈り頭のアタック西本が、その頭の形に切り抜かれたボードをすり抜けるという“だけ”なのだが、アメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」でも喝采を浴びた“お墨付き”のネタ。その「顔抜け」をセレッソ大阪のユニフォームを着用した西本が、「勝ち抜け」と記されたピンク色のボードに若干“引っ掛かり”ながらも無事にやり遂げた。
その後に行われた試合では、C大阪がFWラファエル・ハットンのゴールで1−0勝利し、見事に“勝ち抜く”ことに成功した。