■「来期構想内でしょ。」

 そしてこの遠藤のリーグ戦初スタメンでのハイパフォーマンスに対して、日本人ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「スロット政権下においては遠藤のベストパフォーマンスだったんじゃないかな 特にオフザボールの質が段違いに上がった」
「なんか、毎年進化してない?」
「フラーフェンベルフ成分がある」
「公式がこのピックアップの仕方ですよ。来期構想内でしょ。」
「これが世界のワタル兄貴。」

 昨季後半戦で不動の地位を築いた遠藤だったが、スロット新監督を迎えた今季はオランダ出身の新鋭MFライアン・フラフェンベルクがブレイクした影響でベンチスタートが続いた。しかし、この日の遠藤は、フラフェンベルクにも負けない攻撃力をアピール。オフの他クラブへの移籍も取り沙汰されている日本代表主将だが、プレミア優勝のチームの中で過ごした1シーズンで、さらに進化していることは間違いないようだ。

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