
現地時間の5月3日、川崎フロンターレはACLE決勝の舞台でアル・アハリと対戦して敗れた。試合後、安藤駿介が取材に応じた。
「みんなでつないで来た大会」
選手からこう言葉が繰り返されたように、ここまで多くの選手がバトンをつないできた。安藤は、ループステージのCCマリナーズ戦で9年ぶりに公式戦に出場して世界的に話題になるなどしていたが、ファイナルズでの出場機会はゼロ。それでも、チームで在籍年数最年長とあってこの大会への想いは強く、さまざまな場面でチームを支えてきた。
試合後に足を止めてもらって話を聞けば、「悔しいです」とまずは答え、「簡単に来れる場所ではない舞台で、歯が立たないわけじゃないけどけっこう完敗に近い負け方だったんですけど、周りの人たちが言うようなお金の差ほど差があるわけじゃない。なんとかレギュレーションがよければって思いますけど、最初から決まってたことなので特に言い訳にはならないです」と続ける。
そして、「一つのミスを突いてくるチームですし、本当に悔しいですけど、素直に相手はいいチームでした」と対戦チームを讃えたのだった。