
現地時間の4月30日、川崎フロンターレはACLE準決勝アル・ナスル戦に挑み3-2で勝利した。この試合で高井幸大がその能力を改めて披露した。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやセネガル代表FWサディオ・マネら強力攻撃陣を誇るアル・ナスルとファイナリストの座を懸けて戦ったこの一戦で、サッカー日本代表としても活躍する高井がインパクト大きい活躍を見せた。
高井は右CBとしてプレーしたことで、ロナウドやマネらと直接対峙。ワールドクラスの選手と互角以上に渡り合ってみせたのだ。高井はまだ20歳だが、欧州でも代表でも結果を残してきた2人にフィジカルでも個人対応でも負けない姿を見せて、チームの勝利に貢献した。
そして試合後、「素晴らしい選手でしたけど、チーム全員で守れました」と話して、あくまでもチームで守備ができたことを強調する。
現地時間の5月3日に行われる決勝戦に勝てば、クラブ史上初めてとなるアジア王者に輝くが、「もちろん自信はありますし、チーム全員の力で戦いたい」と意気込んだ。