
ドイツ1部ボルシアMGに所属するサッカー日本代表DF板倉滉の衝撃的な“6人抜きゴール”が話題を集めた。
現地4月20日に行われたブンデスリーガ第30節で、試合開始前の時点で7位(勝点44)に付けるボルシアMGは、敵地でのドルトムント戦(8位、勝点42)に臨んだ。その前半24分、右センターバックの板倉が圧巻のプレーを見せる。
相手陣内に押し込んだ中、板倉がセンターサークル内でボールを受ける。そして右サイドへパスを送る素振りを見せてからのドリブルで1人目を剥がすと、そのまま中央のスペースを持ち上がる。相手中盤の2人が間を狭めるも、板倉は動じずに絶妙なコース取りでスピードアップし、さらにDF陣が密集したところで味方FWとワンツー。パスは相手DFの足に当たったが、その跳ね返りを自ら掻っ攫って一気に最終ラインを突破した。
ハーフウェーライン付近からボックス内まで約40mを一人で持ち上がり、計6人を突破する形でGKと1対1となった板倉は、最後は倒れ込みながらも右足シュートで冷静にゴール右隅へ流し込んだ。
この板倉の圧巻のゴールに、試合の解説を務め、川崎フロンターレ時代の恩師でもある風間八宏氏も「いやぁ〜素晴らしい!」と脱帽。将来、板倉の選手生活をハイライトで振り返った際にも間違いなく取り上げられるスーパーゴールとなった。