「魚河岸シャツ似合ってるね!!」J1清水の選手が着る「ご当地シャツ」に注目集まる!「魚市場的な」「同じ魚河岸シャツ探そ」などの声の画像
松崎快と住谷ジェラニレショーンの「ご当地シャツ」姿が好評だ 撮影:中地拓也

 J1清水エスパルスの選手が着用した「ご当地シャツ」が注目を集めている。体格の良いアスリートと港町のファッションの融合に、ファンが称賛の声を寄せている。

 清水はJリーグ誕生に合わせ、サッカーどころである静岡県の清水市(当時)のクラブとして既存の社会人チーム「清水FC」をベースとして生まれた。そのホームも現在では清水区として静岡市の一部となっていることから当然ながら、「ホームタウン・ファミリータウン」は島田市や富士市、伊豆の国市など11の市と町へと広がっている。

 エスパルスはさらに、東京にある国立競技場も「地元」の一部に加えようとしている。ここ数年、国立競技場でのホームゲーム開催を続けており、「国立(ここ)は静岡」と銘打ったキャンペーンも張ってきた。

 今季の清水は、J1復帰初戦となった第1節の東京ヴェルディ戦にもアウェイチームとして国立のピッチに立ったが、5月3日のJ1第14節の名古屋グランパス戦ではホームチームとして聖地で戦う。その一戦に向け、「ようこそ、国立(ここ)は静岡」として盛り上げた昨年に続き、今年は「ただいま、国立(ここ)は静岡」として国立決戦へと機運を盛り上げている。

 4月15日にはその一環として、選手たちをPRチームに分け、「ホームタウン・ファミリータウン」11自治体のオリジナルビジュアルを発表した。選手たちがそれぞれの自治体の特色を打ち出した姿になり、地元と国立競技場の一体感をアピールしているのだ。

 選手たちの服装のみならず、デザインに取り入れられた各地域の浮世絵風のビジュアルも美しく、クラブのSNSでの発表には、「とても良き!」「今年のデザイン、大変良すぎて、5/3国立どころか東京都が静岡になりそう」といった声が寄せられていた。

 その中でも注目が集まったのは、焼津市バージョンだ。PRを務めたのは、住吉ジェラニレショーン松崎快。住吉が焼津自慢のマグロを手にするなどしているのだが、目を引いたのは身につけている衣装だった。

 2人が着ているのは、「魚河岸シャツ」。焼津発祥で、手ぬぐいや浴衣の生地を使用した襟なしのシャツで、通気性や速乾性に優れた、まさに港町にぴったりのシャツだ。

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