
4月27日に川崎フロンターレはACLEファイナルズの準々決勝を迎える。その試合を前に、チームはサウジアラビア大使館を訪れた。
まさに電撃訪問だった。4月17日、中西哲生クラブ特命大使とふろん太の2人が訪れたのはガーズィー・ファイサル・サイード・ビンザグル駐日サウジアラビア王国大使である。14時から1時間ほど歓談し、大一番を前に有益情報を引き出そうとした。
チームからはACLEユニフォームとタオルマフラーがプレゼントされたが、一方で、選手には気候・食・環境・スタジアムに関する有益な情報が得られたという。また、サポーターに対しても観光・名産・食などにまつわる情報を獲得した。
川崎にとって有意義な時間となったようだが、サウジアラビア側にとっても同じだったよう。というのも、大使館側からは「サウジアラビアを象徴するエンブレム」と中東の代表的な名産であるデーツ2kgが同席したクラブスタッフ全員に配布されたというのだ。さらには、万博のパビリオンの模型も紹介されたという。