■監督は「こぶしを何度も突き上げた」
「ガンバの危険なカウンターアタックに対しても、戻っていい守備ができた。完成度の高い試合。私の判断で今日は前半、小泉佳穂を左、渡井理己を右で使った。渡井が右サイドのプレーに慣れているというのもあり、通常とは違う形だったが、後半は元に戻した」(リカルド・ロドリゲス監督)
その小泉が65分にこぼれ球をゴールに蹴り込んで柏が先制した。
柏はリードを保ったまま、終盤になっても攻めた。
「追加点が取れなかったのは残念だが、ガンバがシステムを変えた後もうまく対応できた」
ロドリゲス監督は、柏のファンに笑顔でこぶしを何度も突き上げて喜びを表した。