
4月13日、川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長が取材に応じた。長谷部茂利新監督の下でのここまでのチーム作りと、ACLEについて語った。
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川崎を8年間率いていた鬼木達監督から長谷部茂利監督へとバトンが受け継がれて迎える今季。J1リーグ戦では10試合を終えて4勝5分1敗の3位に位置している。得失点差「9」は全20チーム最高で、守備を整理しながらの戦いを見せている。
竹内弘明強化本部長にここまでのチーム作りの受け止めを聞くと、次のように話す。
「(J1開幕戦より先に浦項スティーラースとの)ACLEがある中で、まずは守備から、そして基本的に攻撃の良さを継承しつつ、短い期間の中で非常に整理してやってくれている。
通常、春先のコンディションであれば1週おきに試合があるんですけど、この連戦の中、準備が整わない中で、非常に多くの試合をやりながら、多くの選手を使いながらここまで来れてるっていうのは、非常に(大きい)評価に値するかなと。
マリノスさんや神戸さんのように(開幕前からACKEを)やってるクラブじゃないとなかなかこのスーパー連戦(のキツさ)は分からないんですけど、そうしたクラブも苦しみながらやっている中で、非常に結果としては、試合内容も含めて非常によくやってくれていると思っています」