
3月29日、川崎フロンターレがFC東京を3-0で破った。その先制点を決めた山田新が、アシストしてもらったMF脇坂泰斗に笑いを含ませながら“物申した”。
川崎は前半、前進できない時間が続いてスコアレスで後半に折り返す。そして後半10分、山田がゴールネットを揺らす。佐々木旭が右サイドで相手選手を一人かわすとペナルティエリア内に侵入。低く速いボールを平行して立っていた脇坂泰斗に送る。背番号14は左足でそのボールをトラップしたかに思われたが、ボールは前方に流れる。それをそのままシュートに持ち込んだのが山田で、相手DF一人を背負いながら左足を振り抜いたのだ。
山田はゴールについて、「ゴールする前に何度かクロスが来そうなタイミングあって、そこをしっかり動き直し続けられましたし、準備し続けられたからこそ、ヤス君からトラップミスで(いいボールが)来たので、これはしっかり言っておきたいんですけど、トラップミスがうまいこと来たので、その流れでヤス君も自分の外回ってくれましたし、相手としても難しい対応になったと思いますし、思い切ってあそこで受けて、背負った状態で振り抜けた」と、何度も「トラップミス」という言葉を使って説明してみせた。