
J2のジェフユナイテッド千葉が、新グッズを発表した。昨年に続き、好評のベースボールグッズの販売予定を告知したのだが、思わぬポイントにファンの視線が突き刺さっている。
Jリーグの各クラブが、魅力的なグッズの開発に知恵を絞っている。各クラブが競い合うように新グッズを発表しているが、中でもファンの心を引きつけているひとつが千葉だ。
毎週のように、新グッズの発売決定を発表。魅力的な商品のSNSでの発表には、ファンのうれしい悲鳴が重なっている。
その千葉が、またも新グッズの販売開始を宣言した。世に送り出すのは、ベースボールグッズである。
近年のJリーグでは、ベースボールシャツは定番と言っていいほどに多くのクラブが採用し、人気を博している。そうした状況でも、千葉はさらにひと手間加えてきた。
昨年は、ベースボールシャツであることは同じながら、2パターンを送り出す精力的な姿勢を披露。さらにはオリジナルの野球グローブまでも販売し、多くの人々を驚かせてきた。
今年もベースボールグッズの販売開始を発表したのだが、これも千葉らしさを感じさせるものだった。Jクラブとしての定番ではなく、千葉だからこそできる定番グッズだと感じさせるアピール方法を披露したのだ。
今回発表したのは、ベースボールシャツとベースボールキャップだ。これらは奇をてらったものではないが、アピール方法は他クラブにはできないものだった。
モデルを務めたのは、小林慶行監督。シャツとキャップを身につけているのだが、その姿があまりにも世界的日本人アスリートに似ている。ある写真ではサングラスをかけ、別のカットでは斜めでとらえているが、その姿はシアトル・マリナーズなどで活躍したイチロー氏に酷似しているのだ。
実は昨年のベースボールグッズ発売告知でも、小林監督が登場。イチロー氏、あるいは同氏のそっくりさんであるニッチローに似ていると話題になっていた。
そして今回、SNSでの告知には「今年も」「モデルはもちろん "この方"しかいません」などのコメントが添えられていた。つまりは、確信犯であるということだ。