セルティックに所属するサッカー日本代表ＦＷ前田大然の他を圧倒する“高さ”に驚きの声が寄せられた。
現地３月１６日に行われたスコットランド１部リーグ第３０節で、セルティックは本拠地に宿敵レンジャーズを迎えてのダービーマッチ“オールドファーム”に挑んだ。試合は２点を先行される苦しい展開から前田と旗手怜央の日本人コンビのゴールで一時同点に追い付くも、後半４３分に決勝点を許して２－３で敗れた。それでも前田のゴールは称賛に値するものだった。
後半４分だった。相手ＧＫのキックが短くなったところからボールを奪い、前田も絡んで右サイドへ展開する。そしてジョタが柔らかいクロスをゴール前に上げると、ファーサイドでマークを外して待っていた身長１７３ｃｍの前田が、２人いた相手ＤＦに完全に競り勝つ形で、打点の高いヘディングシュートを放ってゴールネットを揺らした。
これが前田にとって公式戦５試合連続ゴールとなり、リーグ戦では今季１３ゴール目。試合には惜しくも敗れたが、チームは依然として２位レンジャーズに勝点差１３を付けての首位。そして前田は得点ランキングでサム・ドルビー（ダンディー・ユナイテッド）と並んでのトップタイとなった。
