
サンフレッチェ広島のサポーターが、傷ついた選手やチームに向けて送ったメッセージとコレオが大きな反響を呼んでいる。
今月、広島は悔しい思いをすることとなった。その舞台はACL2。アジアの栄誉を懸けて戦うそのコンペティションの準々決勝第1戦でライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦して6-1と勝利したが、途中出場した新獲得FWヴァレール・ジェルマンには出場資格がなかったとして没収処分に。
5点リードから一転して3点ビハインドとなったチームはアウェイでの第2戦に挑んだが、1-1で引き分けたことで敗退が決定。2戦無敗だったにもかかわらず、大会から去ることとなった。
そして迎えたJ1リーグ第6節。広島はエディオンピースウイング広島に柏レイソルを迎えた。ショックの敗退から中3日ということで、精神的なダメージが残っているだろう選手に、サポーターはコレオを送った。紫に染めたゴール裏に白で浮かび上がらせたのはハートマーク。そして横断幕には、「どんな道も共に歩んでいこう」と書かされていた。愛がこもったメッセージだった。