
ドイツ1部ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーとハリー・ケインのスターコンビの“だるま落とし対決”が話題となった。
古くから日本の家庭で親しまれてきた伝統的な木製玩具のひとつである「だるま落とし」は、輪型の木製ブロックを数個重ねた一番上にだるまの人形を置き、小槌でブロックを横から叩き、だるまが落ちないようにして遊ぶもの。仕組みやルールは単純だが、集中力やバランス感覚、手先の技術が必要だ。
縁起物としての意味合いも持ち、日本では正月などのお祝いの場で楽しまれることが多い「だるま落とし」だが、数年前から欧州サッカーシーンでも静かな人気となっており、SNS上で有名選手たちが挑戦してきた。そして今回、ブンデスリーガ公式インスタグラムで公開されたのが、バイエルンのスター選手、元ドイツ代表のミュラーとイングランド代表FWケインの対決だった。
そこで35歳のミュラーが“凄まじい才能”を見せつけた。最初に挑戦したケインがあっさりと失敗したのに対し、ミュラーは集中力を高めてひと振り目を見事に成功する。そこからカンフーの仕草でノリノリ状態になったミュラーは「セカンドラウンド!」叫んだ後、本来は一番下のブロックを叩くところを、下から3番目の真ん中のブロックを見事な小槌さばきで打ち抜いたのだ。
難易度の高いショットを披露したミュラーは、ケインに“ドヤ顔”を見せると、その後も次々とブロックを打ち抜き、見事に“完全成功”させた。そして歓喜のカンフーダンスを披露した後、ケインと抱き合って喜んでいる。