
現地3月5日、イングランド女子スーパーリーグ第16節が行われ、レスター・シティWFCに所属するサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”のMF籾木結花の美しいループ弾が話題を集めた。
ニルス・ニールセン新監督のもとで臨んだシービリーブス・カップでアメリカを破って優勝したことで、これまで以上に注目を集めているなでしこジャパンの面々たち。この日、リーグ5連覇中で今季も首位を快走するチェルシーFCウィメンでは、20歳の浜野まいかがスタメン出場。対するレスター・シティWFCでスタメン出場したのが、28歳のアタッカー、籾木だった。
2021年夏の東京五輪から3年半ぶりになでしこジャパンに復帰し、アメリカ戦でトップ下で出場して活躍した籾木が、0−2で迎えた後半10分に魅せる。
相手陣内の右サイドで味方がハイプレスからボールを奪取したところで、籾木がDFラインの裏に走り込む。そして送られてきたバウンド気味のボールに対して、ゴールエリア右角の位置から足を入れ替えながら左足タッチでのループシュート。フワリと浮き上がったボールは、相手GKの頭上を鮮やかに越えてゴールマウスに吸い込まれた。
試合はチェルシーFCウィメンが3−1で勝利したが、籾木のゴールは文句なしで美しいもの。籾木自身も試合後にSNS上で「負けた時はいつでも悔しい。悔しいけど、この瞬間は最高でした。」とコメントしている。