■若い世代には「よくあること」
シリア戦では攻撃の組織ができていなかったが、韓国戦ではゴールに結びついた左サイドのコンビネーションだけでなく、中盤での大関友翔とトップ下の佐藤龍之介の関係性もとてもよく、互いに相手の位置を意識し合いながらうまく連係して攻撃の形を作っていた。守備的な役割を担う小倉幸成も含めてMF3人のバランスはとても良かった。
このあたりは、チームとしてシリア戦の反省も含めて立て直した結果だろうし、また試合を重ねることによって自然とコンビネーションが出来つつあるのだろう。大会が始まって試合を重ねるごとにチームが出来上がっていくことは、とくに若い世代のチームにはよくあることだ。