■「久保庭選手は字がきれい…!」

 これらのグッズを、クラブはSNSでアピール。すると、思わぬ反応が起きた。

「今年もキター」
「久保庭選手は字がきれい…!」
「ぼにくんの、達筆よ!!!!」
「字がすごく綺麗!!」
「私もこれ買ってなんか書こうかな」

 今回発表されたグッズをアピールするため、一役買ったのがプロ2年目の久保庭良太だ。下部組織で育ち、立教大学を経て戻ってきた23歳のCBが、グッズを手にして微笑んでいる。

 本人の姿以上に存在感を放ったのが、久保庭が願い札にしたためた願い事だ。ややサッカーとは離れた願いだが、書き込まれた文字を見れば真剣かつ丁寧にペンを運んだことが分かる。特技という他なく、まさに「達筆」という言葉しか当てはまらないような文字だった。

 久保庭ら千葉の選手たちは願いをかなえることができるのか。千葉は2月15日、いわきFCのホームに乗り込み、2025年シーズンの幕を開ける。

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