オーストラリア1部のニューカッスル・ジェッツに加入した前横浜F・マリノスのMF水沼宏太の移籍後初アシストシーンが話題を集めた。
現在34歳の水沼は、横浜FMユースから2008年にトップ昇格した後、他クラブでの武者修行時代も含めてJ1通算395試合48得点をマーク。右サイドからのドリブル&ピンポイントクロスで活躍した。そして1月21日、「ずっと夢を見ていた」という海外移籍を発表した。
南半球へと渡った水沼は現地でも熱烈歓迎を受けたことが話題となり、チーム合流すぐの1月25日の第16節パース・グローリー戦でAリーグデビューを飾った。そして2月1日の第17節セントラルコースト・マリナーズ戦ではベンチスタートから後半9分に途中出場でピッチに立った。
すると、1-2で迎えた後半42分だった。右コーナーキックの場面でキッカーを任された水沼は、スピード、コースともに完璧な高精度の右足キックをゴール前に送り込み、ファーサイドのDFマーク・ナッタの頭にピタリ。デビュー2戦目にして同点ゴールアシストをマークした。