元日本代表ストライカーの圧巻のシュート力&技術にファンから驚嘆の声が多く寄せられた。
その人物とは、現在44歳の大黒将志だ。ガンバ大阪のエースとして2005年のリーグ優勝に貢献した後、フランス、イタリアでのプレーなども含めて国内外12クラブでプレーし、公式戦575試合で215得点をマークした生粋の点取り屋。日本代表としては、2006年南アフリカワールドカップのアジア最終予選の北朝鮮戦で後半ロスタイムに値千金の決勝点を挙げるなど、スーパーサブとして活躍した。
その大黒氏は40歳まで現役を続けた後、2021年からG大阪アカデミーのストライカーコーチ、JFLのFCティアモ枚方のヘッドコーチを経て、今年からJ1川崎フロンターレのトップチームコーチに就任した。そして約2週間の沖縄キャンプを終えたチームが、2月1日に麻生グラウンドで実施した練習の様子を10分弱の動画で紹介した。
その7分が過ぎたところからFW山田新の居残りでのシュート練習の様子が収められていた。そこで大黒コーチがお手本を披露。ゴール前でのトラップからの振り向きざまの強烈なシュートを放つと、さらにクロスボールに正確な右足ボレーで連続でゴールネットを揺らし、周囲のチームメイトやギャラリーから歓声が沸き起こっていた。