J1浦和レッズからベルギーへと移籍した大畑歩夢の現地での写真を、新天地のクラブがSNSで公開した。大畑本人も戸惑っているように見える「謎ショット」が、日本のファンの間にも波紋を広げている。
また若い才能が海を渡った。昨夏のパリ・オリンピックにも出場した大畑が、ベルギー1部のOHルーベンへと完全移籍した。
着実に成長を続けてきた。サガン鳥栖の下部組織からトップチームへ昇格すると、ルーキーイヤーにリーグ戦13試合に出場し、翌2021年途中からは主力に定着。その活躍が認められ、浦和レッズに完全移籍した。
浦和では少しずつ出場時間を積み重ね、昨季途中からはついに先発に定着。複数の監督の下で多くを学びながら、自分の力を伸ばしていった。
その期待の23歳に届いたのが、ベルギーからのオファーだった。これからも、どんな道のりであろうとも、しっかりと前進を続けていくはずだ。
ルーベンも、大畑の成長に大きな期待を寄せているだろう。近年ではベルギーでプレーする日本人選手が増加。しかも、ドイツやイタリア、フランスと欧州5大リーグへと羽ばたいていった選手も多く、クラブも日本人選手とともにビッグになっていく青写真を思い描いていることだろう。ルーベンにはすでに大南拓磨、秋本考浩が所属していることが、日本人選手への期待のほどを物語る。
その新たなるサムライを、クラブは積極的にアピールした。SNSでは複数枚の写真を投稿。ただし、そのうちの一枚が日本のファンをざわつかせている。
写真の中ではユニフォームを着た大畑に、ライトが当てられている。ただし明るいものではなく、クラブカラーのひとつである緑の中で浮かび上がっていると言った方がいいかもしれない。