1月28日、J1浦和レッズがガンバ大阪とのトレーニングマッチ(45分×3)を行い、合計4―2で勝利した。2得点の活躍を見せた新加入MF松本泰志の2点目が話題を集めた。
沖縄県・中城村の吉の浦公園ごさまる陸上競技場での、かつては“ナショナルダービー”と言われたG大阪との練習試合。1本目は0―0で終わったが、2本目に浦和の攻撃陣が爆発し、FWチアゴ・サンタナのゴールの後に、サンフレッチェ広島から今季新加入した松本が連続ゴールを奪って3−0とした。
その松本の2ゴールが、浦和の公式エックス(旧ツイッター)で公開された。1点目は原口元気が左サイドを力強く抜け出した後の横パスを右足で冷静に押し込んだもの。そして2点目が秀逸。2列目からの鋭い動き出しを見せ、右サイドでボールを受けた石原広教からの浮き球のパスを呼び込む。そして後方から飛んで来たボールを半身のまま右足ダイレクトボレーで合わせ、相手GKの頭上を越すループシュートでゴールネットを揺らしたのだ。
埼玉県出身で昌平高校時代は選手権でも活躍したMFは、昨季広島でブレイクしてJ1の優秀選手にも選ばれ、今オフに「小さい頃からの憧れだった」浦和に加入。豊富な運動量と得点センスが魅力であり、その特徴が早くも現れたゴールだった。