J1のFC町田ゼルビアが、新グッズを発表した。斬新な「着られるバッグ」も発表され、驚きと感心の声が広がっている。
町田にとって楽しみなシーズンが始まる。J1を戦う2年目のシーズン。実力を証明する1年となる。
J1初挑戦だった昨季は、序盤からサプライズを提供した。開幕戦こそ引き分けたものの、そこからリーグ戦4連勝。驚くべきことに、首位に立ってシーズンを折り返した。後半戦では相馬勇起や中山雄太といったサッカー日本代表選手を補強したが、相手からの対策も進んで苦しんだ。J1初昇格のシーズンに初優勝という偉業達成こそならなかったものの、3位でシーズンフィニッシュと、堂々たる戦いぶりを披露した。
今年はさらに、相手による対策が進むことだろう。町田としては、その上を行くチームの強化が求められている。
クラブ全体が、挑戦の意識を持ち続けている。1月24日には新グッズが発表されたのだが、その中に前代未聞のアイテムがあった。
発表されたのは、ロングスリーブTシャツや2連アクリルキーホルダーなど。ロングスリーブTシャツはユニフォームの下に着ることを想定されており、「映え」を考えてブルー、ネイビー、ホワイトの3種類が用意されるなど工夫が感じられる。
だが、中でもぶっ飛んでいるのがビブス型メッシュバッグだ。ビブスとバッグ、相容れないような2つの言葉の融合が、見事に体現されている。
見た目は買い物などで重宝しそうなエコバッグのようである。クラブエンブレムや選手の名前と背番号がプリントされており、ふだんからファンの気持ちを浮き立たせてくれそうではある。
だが、驚くのはこのバッグが、その名の通りにビブスになるということだ。バッグの底にはチャックがついており、底部を開くことで本当にビブスのように着用することが可能なのだ。