■1本目終了後に戦術の落とし込み
それでも直後の19分、左サイドで抜け出してアウトサイドでクロスを中に入れようとするがはね返され、それでも攻撃に転じようとするが相手GKがキャッチ。23分には右サイドからのクロスが入るも、これもゴールには至らなかった。
その後、CKをまた獲得するが生かすことができず、最初の30分が終了。0-1で2本目へと入った。1本目が終わると、長谷部茂利監督が全員に細かく戦術を落とし込んでおり、新たなトライを進めるチームが理解を深めようとしていることがうかがえた。
なお、この日の4本いずれの終了後にも同様に落とし込みが行われている。試合後の選手からは新指揮官の戦術を積極的に理解しよとうとする声が聞かれ、新体制で前進していることを感じさせた。
(取材・文/中地拓也)
(後編へつづく)