オーストラリアのAリーグ公式エックス(旧ツイッター)が公開した試合後のピッチ上での微笑ましい光景が日本ファンの心も癒している。
オーストラリア全土とニュージーランドに本拠地を置く13クラブで争われている現在のAリーグ。過去には小野伸二氏がプレーしたことでも話題となったが、現在は酒井宏樹や石毛秀樹、長澤和輝、檀崎竜孔などの日本人選手たちがプレーしている。その中の一人が、ウェスタン・ユナイテッドに所属しているFW指宿洋史だ。
各年代別代表の常連だった現在33歳の大型ストライカーは、2022年1月にオーストラリア1部のアデレード・ユナイテッドに入団して3シーズンでリーグ戦71試合28得点をマークすると、ウェスタン・ユナイテッドに移籍した今季は1月10日の第13節まで全試合に出場して7得点を挙げる活躍を披露している。
その第13節のメルボルン・ビクトリー戦では、4-3の点の取り合いとなった試合の中、指宿はチームの1点目を決めると、さらに3-3の後半アディショナルタイムでの劇的ゴールを叩き込み、1試合2得点の活躍でチームを勝利に導いた。
すると、その試合後、ヒーローとなった指宿とともに、ウェスタン・ユナイテッドの背番号9「IBUSUKI」のユニフォームを来た女の子と男の子、指宿の2人の子どもたちがピッチに登場。父親である指宿の後ろを、子どもたちがはしゃぎながら追いかける何とも微笑ましい“ウイニングラン”となった。