■この3人がDFラインを組む場面があるかも

 早稲田大から川崎に入団した22歳の土屋は、U-13からU-18まで川崎の下部組織に所属し、大型センターバックとして即戦力として期待される。18歳の土屋も身長181cmの高さを持ち、U-13から川崎の下部組織育ち。2023年のU-17ワールドカップでは日本代表の主力として戦った逸材だ。そして野田は、名門・静岡学園高で2年時からレギュラーとして活躍し、積極果敢な攻撃参加が魅力の世代トップクラスの右サイドバック。沖縄キャンプでは、この3人がDFラインを組む場面があるかも知れない。

 昨季の川崎はリーグ戦を8位で終えた。長谷部新体制のもと、どのようなチームが作られるのか。出発時は「修学旅行」のように見えた新人トリオも、沖縄県恩納村の赤間総合運動公園サッカー場で行われる2週間のキャンプを終えて帰ってきた際には、見違えるように成長した姿となっているはずだ。

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