「原点回帰いいね」J1湘南の新ユニフォームで「奇抜なデザイン」以上に注目集まる胸部分!「おかえりなさい!!!」「激アツ過ぎる」などの声の画像
湘南ベルマーレの新ユニフォームが、ファンを興奮させている 撮影:中地拓也

 J1の湘南ベルマーレが、新ユニフォームを発表した。デザインもさることながら、ファンの注目はある一点に集中していた。

 湘南の新しい挑戦が始まる。昨シーズンは2年連続の15位に終わったが、クラブ史上最長をまたも更新するJ1連続8シーズン目の戦いだ。引き続き指揮を執る山口智監督の下、ひたすらに上だけを目指していく。

 1月11日には、新体制発表会を行った。その場では、新シーズンに着用するユニフォームも発表された。

 ベースとなる色は、もちろんクラブカラーであるライトグリーン。そこに、やはりクラブカラーである青をグラデーションで用いた四角がランダムに配されているが、これはサイズや形は違えども、クラブとサポーター、地域、パートナーが力を合わせることをイメージしたものだという。

 アシンメトリーでありながら、一体感があることを見事に表現。このデザインがSNSで発表されると、「おしゃれですね」「奇抜なデザインで良いですね」などの声が上がっていた。

 だが、ファンの視線はそのデザインの中でも、一点に集中していたようだ。一番目立つ部分、胸のスポンサーである。そこには大きく「FUjiTA」のロゴがプリントされていたのだ。

 フジタ――。それはクラブの原点を想起させる言葉である。

 湘南ベルマーレとなったのは2000年のこと。それまでの名称はベルマーレ平塚であり、その前身はフジタ工業サッカー部だった。

 Jリーグ参入直前、ユニフォームの前面には大胆過ぎるほどに大きな「Fujita」の文字が斜めに走っていた。フジタはJリーグ参入後もメインスポンサーとなっていたが、1999年を最後に撤退していた。

 だが、2017年には袖部分のスポンサーとして、18年ぶりに「FUjiTA」のロゴが袖部分に復活。さらに今年、Jリーグ入り直前の1993年以来、28年ぶりに胸部分にフジタの名が戻ってきたのだ。

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