■MF脇坂泰斗がMVPへ意気込み
昨季までは必勝祈願と同じ日に選手全員が川崎市内の商店街でのあいさつ回りを行っていたものの、今季はそのあいさつ回りを10、11日の両日に実施。チームを半分に分けて、改めて市民と気持ちを一つにした。
すでに10日に商店街を回っていたMF脇坂泰斗は、「温かく僕らを迎えてくれたので、さらに頑張ろうという気持ちにさせてもらえた」と笑顔を見せ、今季に向けては「Jリーグを奪還することが一つと、フロンターレが取ってない唯一のタイトルACLEも含めて、取れるもの全てを取る」とチームとしての目標を掲げる。
さらに、個人としては「僕自身がさらに上に行くために必要なのはMVPだと思うので、そこを取るために個人としての結果が必要ですし、チームとしても結果が必要。そこを求めてやっていきたい」と、Jリーグでのトップ・オブ・トップを目指すと意気込んだ。
長谷部監督は必勝祈願後にサッカー日本代表DF高井幸大とともに、川崎大師前の仲見世通りを訪問。商店にあいさつしていく中で、「とんとこ飴切り」で知られる地元の飴店『松屋総本店』で飴切りを体験。小気味いいリズムに合わせて見事な包丁さばきを見せた。