現地１２月２１日、イングランド・プレミアリーグ第１７節が行われ、ブラインとウェストハムの一戦は１―１の引き分け。サッカー日本代表ＭＦ三笘薫の「ＱＢＫ」の決定機逸シーンが話題となった。
リーグ戦直近４試合で２分け２敗と勝利のないブライトンが敵地に乗り込んだ一戦に、三笘はいつものように４－２－３−１の左サイドＭＦとしてスタメン出場した。前半２２分に三笘が左足ボレーを放つ場面があったが、相手ＧＫが鋭く反応してゴールならず。後半に入り、６分にブライトンが先制するも、同１３分にウェイストハムが追い付く展開となった。そして迎えた後半３８分、ブライトンが決定機を迎える。
右サイドを途中出場のヤンクバ・ミンテが抜け出し、ボックス内のポケット部分から中央へ折り返す。そこに三笘が走り込み、ゴールラインまで約５０ｃｍの「あとは触るだけ」となった。だが、スピードのあるボールに三笘が反応し切れず、さらに逆ポストに当たったボールが不運にも三笘の背中部分を通り、ノーゴールとなった。
いわゆるＱＢＫ（急に・ボールが・来たので）の状態となった三笘だが、スロー映像で確認すると、直前に相手ＤＦが滑り込んでボールに触ってコースが変わっており、表現するならばＱＢＫＫ（急に・ボールの・コースが・変わったので）と言うべきか。いずれにしても、悔しさの残る決定機逸のシーンとなった。
