■「惚れる背中」
写真に添えられているのは、「6」という文字とハートマークだけ。その背番号6をカメラに向けて、青山はスタジアム内を歩いていく。ただそれだけで青山の表情も分からないが、訴える力は相当に強い。この写真を目にした人々は、たまらず感激の声を上げた。
「この後ろ姿かっこよすぎ!!」
「惚れる背中」
「映画のワンシーンやん」
「絵になるね~」
「俺が広島サポだったら今も泣いてると思う」
「この写真良すぎる… また泣いてしまうよ」
「額縁に飾りたいレベル」
物語は、まだ終わらない。今週末に迎える最終節で、広島は勝点1差を逆転しての優勝を狙う。現役として迎えるラストゲームが終わった時、青山はどんな表情を浮かべているのか。