フランス1部スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表MF伊東純也が技術をスピードを駆使してピッチを切り裂いた50mぶち抜きドリブルが脚光を浴びた。
現地11月30日に行われたリーグ・アン第14節で、スタッド・ランスは本拠地でRCランスと対戦した。この日も伊東は“弟分”の中村敬斗との両翼コンビを形成してスタメン出場を果たしたが、チームは前半23分、後半16分と失点して0−2の完封負けを喫した。それでも、伊東がスタンドを沸かせたシーンは多くあった。
リーグ・アン公式がピックアップしたのが、前半31分のプレーだった。自陣で味方がパスカットしたボールを拾った伊東は、即時奪回にきた相手を股抜きでかわす。さらに2人目のプレスを、テディ・テウマとのワンツーで回避する。スピードアップしてセンターラインを越えると、そこからDFを背負いながら絶妙なコース取りでピッチ中央をドリブルで突き進み、敵陣ボックス内手前まで持ち運んだのだ。
最終的に伊東がシュート体勢に入ろうとした寸前に、相手DFがたまらず後ろから足を引っ掛けてファウルで阻止。倒したアンディ・ディウフにはイエローカードが提示された。