■「聞いたことない選手で広島もターンオーバー大変やなぁって思ったら」

 最終的には、まだユース所属ながらプロ契約を結んでいる井上愛簾のプロ初ゴールで引き分けた広島。勝点を持ち帰ることには成功したが、これほどに苦戦するとは思っていないファンが多いようだった。広島から勝点を奪ったと言える日本人コンビによるカヤFCの先制点の場面がSNSで公開されると、困惑の声が広がった。

「えぇ....(困惑)」
「登場する選手が日本人という複雑な攻防ですね」
「聞いたことない選手で広島もターンオーバー大変やなぁって思ったらカヤ所属の日本人の選手だった」
「うまいこと田中雄大の脚下をすり抜けちゃったな。カヤFCは日本人4人先発で監督も日本人。広島相手にゴールはうれしいだろう」
「カヤさん日本人結構いらっしゃるのね」

 サッカーは世界共通の言語であり、広大なアジアの隅々にまで浸透している。日本人選手にとっても活躍の場があるということでもあり、これからもこうした「出会い」が多く生まれるかもしれない。

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