■「もちろん、この先も戦いたかった」
チームとしてはまだ来年も戦いは続くが、鬼木達監督はすでに退任が発表されており、これが川崎の監督としての最後のアジアの戦いとなる。
その思いを指揮官に聞けば、「もちろん、この先も戦いたかったという思いもあります」と率直な思いを述べたうえで、「ただ、今自分のやるべきこと、とにかく少しでもACLの予選を突破する可能性を高めて、次のシーズンに頑張ってもらいたい。今は自分の役割を果たしたい」と言葉にする。
鬼木達監督が「次の一勝が突破に大きい」と語る川崎と山東の対戦は、等々力競技場で12月4日の19時にキックオフとなる。
(取材・文/中地拓也)