
11月30日、J1アビスパ福岡がホーム最終戦を迎えた。その試合後、来季着用する新ユニフォームのデザインが発表されている。
すでに長谷部茂利監督の退任が発表されている福岡にとって、ホーム最終戦は特別な試合だ。長谷部アビスパはルヴァンカップを制してクラブ史上初めての主要タイトルを獲得するなど、誇らしき歴史を刻んだ。それだけに、ベスト電器スタジアムでの最後の試合を観戦すべく、駆け付けたサポーターは1万7千人を超えた。
対するのは浦和レッズ。強敵だったが、前半40分に紺野和也が先制すると、その1点を守り切って勝利。アウェイでの今季最終節が控えてはいるものの、ホームでの有終の美を飾った。
そんな福岡が新たに着用するユニフォームを、早くも披露している。クラブ30周年を迎えるに当たり、「アビスパ福岡のルーツと誇りをデザインに込めました」とクラブは説明。そのうえで、福岡を代表する伝統工芸『博多織』をイメージした縦じま模様をメインモチーフに採用したとしている。
しかも、クラブの象徴である「蜂」をデザインに組み込んでみせ、その蜂を多く描いて群れを表す。その中にブルドックを組み込んで、クラブの歴史に花を添えた。