Jリーグが、今シーズン限りで引退する選手たちの懐かしい写真をSNSで投稿し、労った。現在は別々のチームでプレーするが、かつて所属した同じ色のユニフォームをまとった4選手の写真に、多くの人が感動の声を上げている。
プレーオフを残すもののJ2はレギュラーシーズンを終えるなど、2024年のJリーグも終わりに近づいている。ひとつのサイクルが終わるのを前に、さまざまな別れのニュースも届くようになっている。
中には、所属クラブを離れるだけではない選手たちもいる。引退を決意する選手たちが、毎年いることは事実だ。
近年では中村俊輔氏、小野伸二氏らといった、日本を代表する名手たちがスパイクを脱いだ。また今季も、すでにレジェンド級の選手たちが今季限りでユニフォームを脱ぐことを表明している。
Jリーグは公式SNSでそうした選手たちに向けて労いの言葉を写真とともに投稿しているが、今週に入ってアップされた写真が、ファンの涙腺を刺激した。同じ時期、赤いユニフォームに袖を通した4選手の姿が、あまりにまぶしすぎたのだ。
梅崎司、興梠慎三、森脇良太、細貝萌。日本代表でもプレーした4人だが、他にも共通点がある。4人とも、浦和レッズでプレーしていたのだ。
全員の所属時期が重なっているわけではないが、ともに走り、バトンをつなぐように、浦和のために戦ってきた。歓喜に満ちたシーズンばかりではなかったかもしれないが、赤いユニフォームのために全力を尽くしてきた男たちだ。
しかもこの4人の共通点は、他にもある。今年度で38歳になる同い年の選手たちなのだ。