現地時間11月9日に行われたドイツ1部ブンデスリーガ第10節で、ボーフムが昨季無敗王者のレバークーゼンとホームで対戦して1-1の引き分け。サッカー元日本代表MF三好康児が、終了間際に劇的な同点ゴールを奪った。
今夏の移籍市場最終日となる8月30日にイングランド2部バーミンガム・シティからボーフムへ加入した三好はこの日、ベンチからのスタート。前半18分に先制点を奪われ、その後もボールを支配される苦しい展開となった中、後半24分からのピッチに立った。
すると、土壇場の後半44分に大仕事をやってのける。前線右サイドで鋭い反転を見せた三好が、そのままボックス内に侵入して中央へラストパス。味方FWに渡る直前で相手DFに防がれたが、そのまま足を止めることなくこぼれ球に反応し、ゴールライン際の角度のないところから、利き足とは逆の右足で狭いニアサイドを打ち抜いた。
このゴールとともに話題となったのが、直後の“膝スラ”だった。劇的な同点&移籍後初ゴールに大興奮の三好は、そのまま喜びながら逆サイドまで走る。そして膝スライディングでのガッツポーズを決めようとしたが、滑り込んだ膝が芝生に引っかかって大失敗。前のめりで倒れ込むことなった。