■A代表では1得点のみ
板倉のスーパーボレー弾で1−1に追い付いたボルシアMGだったが、後半25分に勝ち越し点を許すと、そのまま数的有利を活かせずに1−2で試合終了のホイッスル。悔しい2回戦敗退となった。
昨季、ブンデスリーガ18チーム中14位で終えたボルシアMGは今季、リーグ戦では開幕8試合を終えて勝点10(3勝1分け4敗)の11位に付けている。その中で板倉は全試合スタメンフル出場を続け、10月19日の第7節ハイデンハイム戦ではゴール前で完璧なファーストタッチからの豪快な右足ゴールを決めており、それに続く今季公式戦2点目のゴールで“ケチャドバ”状態と言える。
日本代表として国際Aマッチ33試合出場の板倉だが、A代表で奪った得点は意外にも2021年5月のワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦で決めた1得点のみ。ここに来て得点感覚が研ぎ澄まされている板倉の価値は、さらに高まることになりそうだ。