■リーグ戦では1得点6アシストをマーク

 その後、後半10分にトルガイ・アルスランの折り返しを受けたピエロス・ソティリウがゴールを決めた広島は、試合終了間際に失点するも2−1で勝利。これでACL2で3連勝を飾り、グループEで首位に立っている。

 愛媛県出身で現在24歳の東は、高校から広島ユースに所属し、2種登録だった2018年8月にトップデビューを果たし、同年9月にプロ契約を締結した。武器は高精度の左足キックで、軌道&スピード自在のクロスでゴールを演出するだけでなく、今年のルヴァンカップでは直接FK弾も決めるなど自ら得点するシーンも増えてきた。

 リーグ戦でも9年ぶりの優勝へ向けて首位に立っている広島。今後も過密日程は続くが、フル稼働を続けながら決定的な仕事もこなす東の「左足」への期待、そして重要度は増すばかりだ。

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