10月15日、サッカー日本代表はオーストラリア代表と2026FIFAワールドカップアジア最終予選を戦い、1-1で引き分けた。
日本代表にとって、この試合は読めない部分があった。それは、敵将トニー・ポポヴィッチ監督が就任したばかりで、これが2試合目ゆえにどのような戦い方を見せるかが分からなかった点だ。その初陣は中国戦で、10月10日に戦ったばかり。中4日で、日本は分析しなければいけなかった。
3バックと4バックの両方の可能性があることを日本代表の選手は警戒していたものの、それとは別に、大幅な選手の入れ替えを実施。ポポヴィッチ監督は、日本戦では中国戦から先発メンバー6人を入れ替えたのだ。
その理由について試合後に聞かれると、「(エイデン)オニールがこの2日間ぐらい体調が悪かったので、それが理由で試合に出ませんでした」と、まずは選手一人の体調について説明。そのうえで「他の選手は、やはりフレッシュな体調と、それからフレッシュな気持ちで、この試合を始めたかったということで6名入れ替えました」と続けている。