代表初選出から2時間50分後に公開された“祝福ゴール映像”にファンから「神」との声が寄せられた。
10月3日、日本サッカー協会がワールドカップアジア最終予選に挑むサッカー日本代表のメンバー27名を発表した。その中で唯一のA代表初選出となったのが、イングランド2部ブラックバーンに所属するFW大橋祐紀だった。
大橋は1996年7月27日生まれの現在28歳。八千代高校から中央大を経て2019年に湘南ベルマーレに入団すると、故障による長期離脱を乗り越えたプロ3年目の2021年にレギュラーに定着。ゴール前での嗅覚と多彩なシュートパターンに磨きをかけ、2023年にリーグ13得点を挙げてブレイクを果たすと、今季はサンフレッチェ広島で11得点を挙げ、7月末にブラックバーンへ移籍した。
そして新天地となったイングランドの地でも、大橋は高い得点能力をすぐに発揮し、リーグ戦開幕5試合で4得点を挙げる活躍を見せた。大橋の鮮やかなゴールからのガッツポーズに現地ファンも興奮し、無名の存在から「O-chan」として愛される存在となっている。
その「O-chan」の日本代表入りにクラブがすぐに反応した。メンバーが発表された14時から2時間50分後の日本時間16時50分に、公式エックス(旧ツイッター)に大橋のゴールシーンをまとめた“祝福動画”を公開。「おめでとうゆき!」の日本語も添えて代表初選出を喜び、エールを送っている。