プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)に選出された、なでしこジャパンのMF長谷川唯の“トロフィーショット”に反響が寄せられた。
現地時間9月29日に行われたイングランドのFA女子スーパーリーグ(WSL)の第2節で、長谷川擁するマンチェスター・シティ・ウィメンズは、本拠地でレスター・シティ・ウェイメンズと対戦し、1−0の勝利を収めた。
開幕戦を2−2の引き分け発進だったマンチェスター・シティは、シーズン初白星を目指した。長谷川は、いつものように4−3−3の中盤アンカーの位置で2試合連続のスタメン出場を果たすと、中盤でボールを拾いながら長短織り交ぜたパスを前線に供給した。
現地報道によると、この日の長谷川は計65タッチを数え、パス成功率93%(54本中50本成功)で、ロングボールは2本中2本成功、タックルは3回中3回勝利、チャンスクリエイト数2回と、データ上でも圧倒的なパフォーマンスだった。スコアこそ1-0だが、ボール支配率59%でシュート数21本(レスターは6本)とゲーム内容で相手を圧倒した中でのキーマンとなった。
その働きが評価されて見事、長谷川はプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。その直後、長谷川は「サンキュー」と感謝しながら照れ笑い。そしてクラブ公式エックス(旧ツイッター)が「中盤のマエストロ」の文言とともに、笑顔でトロフィーを掲げる長谷川のアップ写真を投稿した。