元なでしこジャパンのエースFW永里優季が繰り出したスーパーボレー弾への反響が続いている。
世界一となった2011年大会も含めて3度の女子ワールドカップ出場経験を持つ永里は、37歳となった今も現役続行中だ。日テレ・ベレーザや欧州リーグで活躍した後、2017年以降は主にアメリカに拠点を置いてプレーしており、今年1月にはナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のヒューストン・ダッシュと2025年までの2年契約を交わした。
そして現地9月22日に行われたホームでのリーグ第21節レインFC戦に中盤の一角としてスタメン出場。0-0で迎えた後半5分だった。
右サイドからの攻撃。味方攻撃陣が連携から突破に成功して中央へクロスを送るも、相手DFに頭でクリア。そのフワリと宙を舞ったボールに永里が反応した。最初にポジショニングしていた位置からやや左後方に動くと、ペナルティーアークの中からボールの落ち際をそのままダイレクトでの左足ボレーで合わせた。
合わせるだけでなく、思い切り良く振り抜いた永里のシュートは、ドライブがかかりながら勢い良く勢くゴール右サイドネットへ。右利きの永里にとっては逆足となる左足でのスーパーボレー弾となった。