■日本勢の初勝利へ
小塚和季は1994年生まれで現在30歳の、Kリーグ2のソウルイーランドFCに所属している。2013年にアルビレックス新潟でプロ入りすると、数々のクラブを渡り歩いて2021年に川崎フロンターレに入団した。
そして23年7月に移籍を決断。当時、Kリーグ1部だった水原三星に完全移籍しており、クラブを通じて「コロナ禍で加入したこともあり、サポーターの皆さんとあまり交流ができなかった中で、やっとファンサービスが再開され、『頑張ってください』、『応援しています』、『あのプレー最高でした』、そんな一言一言が、なかなか活躍できなかった僕に勇気と自信を与えてくれました。本当に感謝しています。ありがとうございました」とコメントしていた。
韓国でプレーしているとはいえ、こうした贈り物をするのは古巣愛があるから。17日の試合で横浜FMは敗戦、神戸は引き分けと日本勢の勝利はなかったが、川崎がまずは白星を届けられるか。多くの人の期待を背に、蔚山と対戦する。