「航基うますぎる」クールな後輩の前で決めたサッカー日本代表FW小川航基のゴールにファン沸き立つ!「かっこいいボレー」「ジダンのボレーを思い出した」などの声の画像
サッカー日本代表FW小川航基がNECでの今季初ゴールを決めた 写真:雑誌協会代表撮影/中地拓也

 オランダ1部・NECナイメヘンに所属するサッカー日本代表FW小川航基が、クラブでの今シーズン初ゴールを決めた。加入が決まったばかりのクールな後輩の前で決めたボレーに、日本のファンから興奮の声が上がっている。

 小川にとって、昨シーズンは素晴らしい1年間となった。待望でありながら緊張も伴う海外挑戦初年度だったが、主力に定着して11得点をマーク。2022年にJ2で26ゴールを挙げているものの、1部リーグでの2ケタ得点は自身にとって初のことだった。

 その小川が、新しいスタートを切る。新シーズンが開幕したことはもちろんだが、今夏に横浜FCからの期限付き移籍から完全移籍へと移行。新たな挑戦が始まったのだ。

 新しい刺激もある。新たな後輩が加わったのだ。小川と同時期にNECに加わった佐野航大よりもさらに若い19歳の塩貝健人が4年契約で加入。ポジションはFWとあり、小川にとってはチームメイトであり、ライバルでもある。

 そのU-19日本代表FWも見つめる中、小川が今季初ゴールを決めた。現地時間8月31日、アウェイでのリーグ戦第4節で先制点を決めたのだ。

 前半35分のことだった。右サイドで縦にボールが動く間、小川はゴール前で最適な位置を探り続けていた。右サイドから1タッチで蹴り込まれたクロスはややラフだったが、小川はバックステップでうまく相手DFの背後を取りながら細かくステップを踏んで右足を振るう。きれいに合わせたシュートがゴール右隅に決まると、実況のアナウンサーも驚嘆の笑い声を上げた。

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