8月24日、埼玉スタジアムで浦和レッズと川崎フロンターレが対戦したが、大雨に見舞われて試合は途中で中止に追い込まれた。
想定を超える雨が、埼玉スタジアムを襲った。J1リーグ第28節として予定されていたこのカードは、試合前から会場周辺に雷と大雨が見舞う事態に。サポーターの入場にも大きな影響を与えながら、それでも一時は晴れて19時3分にキックオフした。
ウォーミングアップ時には雨はまったく降っておらず、さらに、その時点での気象予報では後半から雨が降るとされていたが、実際にはキックオフ直後から雨がぱらつく。そして、その雨は次第に強くなり、粒はどんどん大きくなっていった。
その勢いは弱まることなく、ピッチに水たまりが出現してボールも止まるように。パスがつながらないばかりか、相手選手のプレッシャーがまったくない状況でのドリブルもままならないようになっていった。
その荒天の中で前半は終了。渡邊凌磨の先制点で試合が動いたまま後半に進むかと思われたが、結局、中止に。当初は後半開始時刻を遅らせて開催する予定だったが、それを覆すほどの大雨だった。