Jリーグ7月度のJリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表し、J1ではサガン鳥栖からイングランドのバーミンガム・シティへ移籍したFW横山歩夢が選出された。そのプレーハイライト動画に“郷愁のエール”が贈られている。
横山は2003年3月4日生まれの21歳。東海大高輪高校から2001年に松本山雅に加入すると、圧巻のスピードを武器に頭角を現して2022年にJ3で11得点を挙げ、2023年に鳥栖に移籍。2年目の今季は徐々に調子を上げると、7月の4試合で3得点を記録。ゴールシーンだけでなく、左サイドからの破壊的なドリブル突破で攻撃のキーマンとなっていた。
今回の受賞理由について、槙野智章委員は「今月の活躍はヤングプレーヤーの中では圧倒的。MVPでも良かったくらいの得点数とプレーだった」、北條聡委員は「にわかに頭角を現した昇り竜。速さと技術をリンクさせる逸材」、丸山桂里奈特任委員は「右足のシュートに自信を持っていることで、プレーの選択に迷いがなく、DFの間を切り裂くドリブルもキレキレ」とコメント。同時に公開されたハイライト動画で、横山の圧倒的なパフォーマンスが紹介されている。