ドイツ１部のボルシアＭＧが練習風景を収めた動画を公開し、そこでチャンピオンになったＦＷ福田師王の姿が話題を集めた。
昨季リーグ戦１４位からの浮上を目指すボルシアＭＧは、現地８月２３日のブンデスリーガ開幕へ向けて、トレーニングキャンプからプレシーズンマッチを重ねて調整中。寝食を共にすることでスタッフ陣も含めて選手たちの絆は確実に深まり、チームとしての一体感が高まっている。その中で、ある日の練習風景を収めた１本の動画が公開された。
１人のコーチが手に持ったボールを地面についた瞬間、選手たちが手を叩くというレクリエーション要素の強い練習メニュー。和気あいあいとした雰囲気の中、コーチはリズムを変えながらボールを弾ませ、さらにはフェイントを織り交ぜると、選手たちが次々と騙されて天を仰ぐ。その度に「Ｙｅａｈ〜！」「Ｈｅｙ〜！」など、選手たちは声を挙げて大盛り上がり。チームに所属する日本代表ＤＦ板倉滉が白い歯を見せて笑っている姿も収められていた。
そして次々と脱落者が出た中、残り３人、さらに残り２人となった中に、２０歳のＦＷ福田師王がいた。神村学園高校から２０２３年１月にボルシアＭＧと契約した日本人ストライカーは、最後の１対１でも“全集中”をキープすると、コーチのフェイントに引っかかることなく、見事に“優勝”。周囲からの祝福を受けながら歓喜のガッツポーズを見せていた。
