「キレイな崩し」「斜めのパスが美しい」パリ五輪・U23日本代表の決勝ゴールを導いた「流れるようなボールの動かし方」が大絶賛! 途中出場MFが右斜めに美しい軌道の画像
パリ五輪第3戦 U-23サッカー日本代表対vsイスラエル代表での藤田譲瑠チマ 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也

 パリ五輪に挑んでいるU―23サッカー日本代表は、現地時間の7月30日に予選第3戦としてイスラエル代表と対戦。この試合の決勝ゴールが称賛されている。

 スコアレスで90分を過ごした直後だった。すでに後半アディショナルタイムに突入していたが、日本代表は引き分けをよしとしていなかった。

 この場面、相手のビルドアップを自陣で奪うと、西尾隆矢がハーフウェイライン手前にいた佐藤恵允へと送る。その佐藤が、ピッチ中央にいた藤田譲瑠チマに渡してそれぞれが前に進むと、藤田はタメを作って右斜めにスルーパスを送る。これに佐藤が反応。ペナルティエリア内の右側でこれをダイレクトで中に折り返すと、待ち構えていたのは細谷真大

 このチームのストライカーが右足でしっかりと合わせてゴールに流し込んだのだ。細谷と佐藤の間には藤尾翔太もいて、相手選手を引っ張っている状態。展開にダイレクト、そしてゴール前の駆け引きと、流れるような攻撃が得点を生み出した。

  1. 1
  2. 2
  3. 3