現地時間の7月20日、パリ五輪のサッカー男子日本代表はフランス・ボルドー市内で初めての練習を行った。1次リーグの開幕戦である24日のパラグアイ戦に向けての最後の調整となる。
月の港と称される美しい街の郊外にある練習場で、19選手が汗を流した。本大会メンバー18人に加え、チームに帯同することが決まったバックアップメンバーのMF山田楓喜(東京ヴェルディ)も合流。左胸に日本国旗をあしらったトレーニングウエアで芝の上を走った。
中盤の選手が守備陣形を作る中で最終ラインの選手がズレを作ってボールを前に出す練習や、スローインからのボールの動かし方、ミニゲームなど、強度の高い練習が行われた。最後には、大岩剛監督が選手全員を集めて3分ほど練習の意図などが説明されたという。
この日の練習のテーマの一つが「切り替え」。そのため、狭いコートの中で負荷のかかる動きも多く、三戸舜介は「だいぶきつかったです」と充実の笑顔を見せていた。